私が市役所を辞めた理由は大きく2つありました。
一つには、このまま定年まで市役所の仕事をしてしまったら、本当に充実した人生を送ることができないのでは?という漠然とした思いが常にあったことです。
仕事は確かに民間企業に比べればノルマが有るわけでもなく、基本的に決まった仕事をする(あまり新しいことやマニュアル以外のことはしない。というよりしてはいけない)ため、楽な部分もありましたし、身分は安定していて、福利厚生は本当にやりすぎと思うくらいしっかりしておりました。
でもそれだけなのでは?とも思えました。
数年に一度、定期的に人事異動があり、異動先やどんな職務を経験したいか何も聴取されぬまま、組織の言われるがままに新たな職場で一から仕事を覚えなおす。ほとんど残業もなく、日々やることもなく仕事を探すのが大変な職場もあれば、中には毎日深夜まで働き、残業が月100時間を軽く超える職場もあります。
自分で仕事を選ぶことができず、自分の裁量を入れることができる仕事もあまりない。
そうしたことに対する不満が積み重なっていったことが一つの理由でした。
(続く)