2009年3月31日火曜日

「世捨て人」とは?③

2つ目には、仕事をしない上司、同僚が多かったことです。
公務員は仕事ができなくても(しなくても)、基本的に解雇されません。

すると、人は基本的に流れやすい方に流れてゆく生き物、楽をしたがるのが常、であるため、
仕事をしなくなりやすいんですね。

ましてや、仕事をやらなくても済む、クビにもならない、と解れば尚のこと。
当然周りからの評価も下がり、それなりの冷たい対応をされることとなるのですが、
そうした仕事をしない人は既に割り切った考えになっており、あまり気にしません。

仕事ができない為、忙しい職場、大変な職場からは外され、あまり仕事のない出先機関を
回されることとなります。
本人としては仕事は楽。出世はしないけれど、年功序列で給与は安定して上がっていく、でウハウハ状態。

仕事のできる人は、こうした人の分まで仕事をこなさねばならず、出来る人ほど苦労し馬鹿を見る。

民間企業なら、仕事ができない人、やる気のない人は解雇されるため、ある程度バランスがとれるのでしょうけど、公務員ではそうはいきません。必ずどこかにしわ寄せが来ることになります。

残念ながら私はこういった環境に適応できず、というか、したいとは思えず、辞めることと相成りました。

その後、紆余曲折あり、現在は会社勤めをしながら自営業を行う身分となっております。

公務員という安定した仕事を辞めることを決意した時、なぜか「自分は世捨て人なのかな~」なんて思いました。むしろ、ろくに仕事をせず、公務員というゆりかごの中で惰眠を貪っている人こそ世捨て人なのかもしれませんが。